Google求人の募集要項100件調査したらわかった事【まとめ】

グーグルの求人ページから、直近の募集要項100件をレビューして最新の募集内容を調査してみました。
すると、色々と面白い発見がありましたので紹介します。
ちなみに、12/17/2019時点の調査で、日本採用での求人は全部で161件ありました。

全ての募集要項が日本語記述のみ

これはちょっと驚きました、グーグルの募集要項に英語の記述、一切なしです!
12月17日時点のグーグルの日本採用求人161件全て、日本語のみで掲載されていました。

外資系の求人の募集要項は、求める英語力に合わせて英語のみ、英語と日本語、日本語のみの3パターンが入り混じって掲載されているのが普通です。
Googleもちょっと前までは同様だったと記憶しています。

日本語の募集要項のみ掲載になった目的は定かではないですが、

  • 英語で掲載してしまうと各国から応募が殺到してしまう
  • 最低限日本語で求人内容が読めない人は採用しない

のうち、どちらかあるいは両方でしょう。
日本人のhiring manager (ハイアリング・マネージャー=上司になる採用担当者)なら英語の募集要項を書く手間が省けていいですね。
でも外国人の場合はどうするんだろう。人事の人が訳してくれるんでしょうか。

管理職求人は100人中わずか7名

100人の求人のうち、管理職の募集はわずかに7人しかありませんでした。
単純計算で管理職1人あたり部下13人。
外資系企業はフラットな組織構造なので、これは極めて普通レベルです。

ご参考まで、募集されていた管理職ポジションは以下の7件です。

  • ディスプレイ&動画ソリューション責任者 (営業職)
  • 検索広告 360 責任者(営業職)
  • セールス責任者、公共部門 (営業職)
  • ソフトウェア エンジニアリング リード(技術職)
  • リード プロダクト マネージャー、Google マップ(技術職)
  • カスタマー エンジニアリング マネージャー(技術職)
  • チャネル スタッフィング リード (人事職)

ところで、日本企業では『マネージャー』の肩書を課長職以上でないと使えない会社が多いです。
外資系ではスタッフレベル(individual contributorと呼ばれます)でも『~マネージャー』の肩書を多用します。
今回チェックしたところ、100件の求人中、なんと41件に『~マネージャー』の肩書がついていました。

英語力での足切りを避けている印象

外資系企業の求人として気になる事の1つは、期待される英語力のレベル。
今回100件の募集要項をレビューしてみて気が付いたのが、必須英語力の記述方法です。
以下の3パターンがありました。

  • (36)記載なし
  • (60)英語および日本語による、文書および口頭での優れたコミュニケーション能力
  • (4)日本語および英語でのビジネスレベルのコミュニケーション能力

36件もの求人で英語力必須と記載されていません!
60件で記載されている『文書及び口頭での優れたコミュニケーション能力』は、具体的な指標がないため、どのレベルの英語力が必要かはっきりわかりません。
驚いたことに、TOEICの必要スコアを載せている求人は100件中1件もありませんでした。

あのGoogleの求人で、英語ができなくても入れる職種が36件もあるわけがないです。
実際に、英語力の記載がない求人を順に見ていくと、管理職やプロダクトマーケティングなど、英語なしでまず済まない職種がいくつも含まれていました。

おそらく、英語力で最初に足切りするのを避け、優秀なスキルを持った人材を間口を広げて取り込もうという考えではないかと

確かに、グーグルは機械学習やUXエキスパートなど先端スキルが必要な職種が多く、ビジネスレベル英語必須で最初にふるいに掛けると誰も残らないかもしれません。

英語力のふるいは、面接して候補を絞ってから、最後に掛けようという事でしょうか。

募集職種は意外と営業が多め

100件の募集職種をみると、以下のような分布になっていました。

  • (36)営業
  • (31)ビジネス・マーケティング
  • (21)技術
  • (6)リサーチ
  • (6)バックオフィス系

ユーザー視点で見ると、グーグルに営業求人が多いのは意外かもしれません。。。。
グーグルのメインビジネスは広告ですので、検索広告やGoogle Mapなどへの出稿を推進する営業職で多数の求人があります。
また、Google CloudやG Suiteの法人向け営業職の求人も多いです。

ビジネス、マーケティング系は宣伝広告ではなく、製品担当、パートナーマーケティングなどの職種が多いです。

エンジニア系はデータセンター構築、機械学習、データサイエンティスト、、多岐に渡っています。
募集内容をみたところでは、日本にいながらコアサービスの開発に関われる可能性もありそうな職種もあります。

学歴不問の求人が加速

近年、Googleを含むアメリカのIT系(ハイテク系)企業では、大卒を必須条件としなくなってきました。
(source: Google, Apple and 12 other companies that no longer require employees to have a college degree)

日本のグーグルの求人でも、必須学歴に関する記載のないものが増えてきていると感じていました。

今回調べた100件では学歴の記載は以下の通りでした。

  • (10) 学歴に関する記載一切なし
  • (88) 学士(同等実務経験可)
  • (1) 修士(同等実務経験可)
  • (1) MBA, MasterまたはPhD

10件の求人では必須学歴に関する記載がありませんでした。
学士、修士号の記述がある89件全てに『同等実務経験可』の但し書きがありました。
高卒、専門職、高専卒などでも、期待されているスキルがあれば、応募が可能になっています。

英語力と学歴に関して間口を広く取る事によって、グーグルの求人への応募はきっと加速度的に増えているのでしょう。

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外資系に強い転職サイトを活用するべき理由

外資系への転職に慣れている人たちは、すぐに転職の予定がなくても、定期的に転職サイトや企業の求人ページをチェックしています。

なぜでしょうか?

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近い将来キャリアアップできるチャンスがないかチェック

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