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【外資系転職に必携】6億人の履歴書が登録されたSNS、LinkedInとは

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LinkedInって聞いたことありますか?
LinkedInはビジネスSNSと位置付けられているサービスで、世界で6.3億人*ものユーザーがいます。
日本での利用者が多いTwitterは3.3億人**ですから、LinkedInの利用者はTwitterの倍近いということです。
(*source=statista.com, **source=twitter.com)

LinkedInが他のSNSと比べて最も特徴的な点は、ユーザーが自分の職務経歴書(resume)を公開している点です。

LinkedIn、日本人では外資系社員、グローバルビジネス担当、海外駐在員など仕事で英語を使う層が主に利用しています。

本記事では、LinkedInがグローバルビジネスでどのように活用できるかを紹介します。

LinkedInは学生の方も登録でき、外資系就活の役にも立ちますから就活生も必見です。

LinkedIn(読み方: リンクドイン、リンクトイン)

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1. 仕事関係者とどんどん繋がる

LinkedIn、アメリカ初め英語圏では相当数のユーザーが日常的に使っています。
仕事で初めて会った外国人が、ミーティングの後にLinkedInでつながり(Connect)申請してくる事が良くあります。

QRコードを使って、名刺交換代わりにLinkedInでつながる事もできます。
私も実際にどこかのイベント会場で知り合ったインド人に『Do you have a LinkedIn account?』と聞かれてQRコード交換した事があります。

LinkedInでは、自分の職務経歴を登録していますから、経歴から過去の同僚などのアカウントとつながりをお勧めしてきたりします。
逆に、自分でつながりたい相手がいたら、名前と勤務先(あるいは過去の勤務先)で検索すれば簡単に見つけ出すことができます。
LinkedInとつながっておくと、後で転職したりしても連絡の手段が残せますので非常に便利なので、どんどん友人知人のつながりが増えていきます。

登録した自分の職歴や、仕事のスキルに対して、友人知人がいいねをつけたり、推薦コメントをつけることができます。
これにより登録した職歴やスキルに信頼性が上がっていくという仕組みです。

つながった人たちの仕事環境などに変化(つまり履歴書をアップデートした時)があると通知が来ます。

『YYYさんが昇格してシニアマーケティングマネージャーになりました』
『XXXさんが退職して新しい仕事につきました』

何か、親近感がわいてきますよね。『お祝いのメッセージを送りましょう』みたいなボタンも出たりします。

Linked In、学生、院生でも登録することができます。
グーグルに勤めている大学の先輩をLinkedInで探してOB訪問、なんて使い方ができますよ。
めっちゃ便利じゃないですか?

ところで、LinkedInはサービスの日本語化が遅れたせいか、一般の日本企業ユーザーには馴染みが薄いです。
いまだに日本対応は中途半端で、英語・日本語の名前の登録や、日英履歴書の登録にもきちんと対応できていないようです。

結果、日本のLinkedInユーザー数は僅か200万人程度。人口のずっと少ない台湾やシンガポール、ケニヤと同レベルです。
大丈夫か日本。

 

2. 面識がない人とのコンタクトをサポート

過去に取引も連絡先もない外資系企業の偉い人に、重要なビジネス提案をしなくてはならない状況になったらどうしますか?
新規事業開発やR&Dのような仕事をしていると、良くある話です。
代表か秘書室に電話して、なんとか取次ぎを頼みますか?
命中率低そうですよね。

沢山のユーザーが自分の履歴を登録してくれているおかげで、LinkedInは仕事上の人探しや連絡がすごくしやすくなっています。
LinkedInでは、名前、卒業大学、過去の勤務先、ビジネスタイトルのうち幾つかがわかれば、確実に目指す人のアカウントを見つけることができます。

でも、見知らぬ偉い人にいきなりLinkedInでメール送っても返事来ないし、第一失礼ですよね?
大丈夫。自分のLinkedInつながりの誰かに紹介してもらいましょう。

LinkedInでは、ターゲットにつながっている人が自分のつながりにいないか調べることができます。
いなければ、自分のコンタクトのうち誰が一番近くて、その人のどの友達を介せばターゲットに連絡が取れるかまで調べる事ができます。
もしつながり先がみつからなかったら、Linked Inのタイムラインに『誰かこの人に連絡できる知り合いいない?』って聞いてみてもいいかも。
つながり先が分かったら、LinkedInのチャットでも、メールでも、好きな方法でお友達に紹介の紹介をお願いしてみましょう。

3. 転職サイトとしても超優秀

仕事上の人と人の繋がりを作るだけでなく、LinkedInはスカウト型転職サイトとしても優秀なものになっています。

LinkedInには、企業のリクルーター(人事担当者)や転職エージェント(コンサルタント、ヘッドハンター)が多数登録、利用しています。
多分どこの転職サービスよりも人材関係者の登録が多いのではないでしょうか。
6.3億人も履歴書が登録されている転職サービス、他にありませんから。

企業のリクルーターや転職エージェント企業は、大量の求人案件をLinkedInに登録しており、ユーザーは自由に検索、申し込むことが可能になっています。

また、彼らは登録されているユーザーの履歴書をチェックしつつ、いい候補者が見つかったらLinkedInのメールで直接コンタクトしてきます。
私もアマゾンとグーグルの人事担当者から直接メールをもらったことがあります。

その時話がまとまらなくても、人事担当者とはLinkedInで『つながり』になったら、将来いつでも連絡できます。
凄くないですかこれ?人事担当者にいつでも直接連絡できるんですよ。

転職エージェントに関しては、かなりの数のコンタクトがあります。
ぶっちゃけ、他のスカウト型転職サイトよりもコンタクト数が多いです。

外資系、グローバル企業に転職を考えるなら、LinkedInの登録もぜひ候補に入れましょう。

インターンの求人も結構ありますよ。
学生の方、ぜひチェックしてみてください。
逆に自分から、インターンしたい企業の人事の方を見つけてコンタクトもアリですよ。

4. ビジネス関係ニュースの情報源としても

LinkedInには、FacebookのフィードやTwitterのタイムラインのように、自分のつながっている人が流したコメントやニュース記事が流れてきます。
ユーザーが流す情報は基本的にビジネス関連で、自分の会社の気になるニュースや業界ニュース、あるいは個人的な仕事の質問などになります。

さっきタイムラインをチェックしたら、昔の同僚が『I’m Hiring(俺絶賛採用中)』って募集要項を投稿してました。

また、自分で気になる企業アカウントをフォローすれば、その会社のニュースも流すことができます。
LinkedInのタイムラインを見ていれば、自分の仕事に関する主要なニュースは入手できるということになります。

でも、FacebookやTwitter同様繋がり先が多すぎると、タイムラインが混雑しすぎて、全部読むのはぶっちゃけシンドイかもしれません。

LinkedInへの登録と注意点

LinkedInへの登録は、LinkedInのサイトとiOS/Androidアプリからできます。

ここで注意点です。LinkedInは日本語化されていますが、登録画面から姓名の欄に漢字で入れてはダメです。

それだと、表示される名前が漢字になって外国人が読めません。
LinkedInは日本語化はされていますが、マルチリンガルでの利用が考慮されてないので利用には工夫が必要です。

下記の画像を参考にしていただきたいのですが、姓名の欄にはローマ字で姓名を。
日本語でも検索する知り合いがいるようでしたら、↓画像のようにふりがなの欄に漢字とふりがなを入れると良いです。
そうでなければふりがなは空欄のままで良いです。

あとからでも変更できますので、とりあえず日本語でチャッチャっと登録しても問題ないです。
認証作業のあと、職歴などを聞かれますが、とりあえずの登録なら現職だけ入れてみてOKです。
こちらもあとで追加できますが、本格的に使うのであれば、職歴は全て英文で入れてください。
日本語の職務経歴書を期待しているユーザーはほぼゼロと言っていいでしょう。

英語に慣れている方であれば、PCで使う時はいっそ言語の設定をEnglishにしておいた方が何かと使いやすいですのでお勧めします。

あと、LinkedInにはプレミアムサービスの設定があります。

リクルーターや転職エージェント向けのハイエンドから、ローエンドのキャリアアッププランまで4つあります。
一番安いプランでも月2,990円もしますが、個人的にはあまりコストメリット見えないので加入したことないです。

ご参考まで、LinkedInラーニングという有償のオンラインビジネストレーニングも提供されています。

まとめ

LinkedIn、いかがでしょうか。
↓4つのメリットについてご紹介しました。

  1. 仕事関係者とどんどん繋がる
  2. 面識がない人とのコンタクトをサポート
  3. 転職サイトとしても超優秀
  4. ビジネス関係ニュースの情報源

LinkedInは、ビジネスツールとしてまた転職のツールとしても非常に強力なSNSです。

特に↓の方はぜひLinkedIn登録して活用してください。

  • 外資系企業やグローバル企業への転職を考えている方。
  • すでにそのような企業にお勤めか、取引先にお持ちの方。
  • 現在学生、院生で外資系企業への就職を検討している方。
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