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未経験者が外資系企業に就職するには [基礎編]

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転職テクニック
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これまで外資系で働いた事がない方は、一体どうやって外資系の会社に転職するかイメージが難しいでしょう。

外資系への転職活動方法には大きく分けて以下の4つがあります。

  • 外資系企業の求人ページから直接応募
  • スカウト型転職サイトに登録
  • 転職エージェント型転職サイトに登録
  • 知人・友人経由で応募

順番に見ていきましょう。

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外資系企業の求人ページから直接応募


日本企業と同様、外資系企業もホームページに求人ページがあります。日本で独自に求人ページを持っている場合と、本社と共通の英語の求人ページを使っている場合があります。求人内容については、英語力をあまり求められないものは、日本語単独で求人内容が掲載されている事が多いです。逆に、優れた英語力が期待されるものについては、英語のみで掲載されることが多いです。

沢山の求人情報が掲載されていますので、希望する企業の求人情報には一通り目を通しておくとよいでしょう。

初めて外資系に転職をする方は、よほどドンピシャの求人がない限り、企業の求人ページからの申し込みはお勧めしません。人事担当は外資系で要求される資質が日本企業とは異なっていることを強く意識しています。
レジュメの内容だけで『お、この人ならうちの会社でやっていけるだろう』とピンとこなければ、外資系ビギナーは簡単に書類選考で落とされてしまう可能性があるからです。

また、外資系企業の求人ページには大量の応募があるため、たとえ経験者であっても書類選考にパスするのは至難の業です。

ちなみに、私はこの方法で面接までたどり着けたことはほんの数回しかないです。

スカウト型転職サイトに登録

ビズリーチに代表される、スカウト型転職サイト。

スカウト型転職サイトには、外資系企業からの求人情報が多数掲載されており、検索したり応募することができます。求人元が大っぴらに会社名を出したくない案件などは、社名が伏せてあることがありますが、登録して実際に申し込むとどこの企業か開示してくれます。どんな求人があるのか、実際に登録してから、検索してみてください。

また転職サイトには、ユーザー登録をしてレジュメ(履歴書)をアップロード・記載しておくと、外資系企業の採用担当者や転職エージェント(転職コンサルタント、ヘッドハンター)などから求人案件のスカウト(オファー)が来ます。
現役時は私も複数の転職サイトに登録していましたが、結構な頻度でスカウトがありました。

外資系企業に強い転職サイトは、ビズリーチが最大手で、外資系、グローバル系の求人が多数掲載されています。

公開求人数
115,000
採用企業数(累計)
13,200
登録ヘッドハンター数
4,300

BIZREACH

企業の求人サイトをバラバラに見るよりも、ビズリーチ1か所だけを集中して効率よく最新の求人がチェックできるのが、大きな強みです。

TVコマーシャルでかなり有名なので、すでに登録している方も多いようですね。
3分程度で簡単に登録完了すれば、すぐに多数の求人案件を検索、閲覧できるようになります。

転職エージェント型転職サイトに登録

転職エージェントまたは転職コンサルタント、いわゆるヘッドハンターです。ヘッドハンター、というとドラマによく出てくる偉い人の引き抜き専門、と思う方も多いでしょう。

実際には、外資系の求人・採用では一般職の求人でも普通に転職エージェントが使われています。
転職エージェント経由で採用が決まると、企業は採用した人の採用年収の半年分ぐらいを転職エージェントの所属する会社に支払います。
年収1000万の人の採用が決まれば500万円が人材紹介会社に支払われるというわけです。かなり高額な出費です。

それでも外資系企業が転職エージェントを使うのには理由があります。
語学力やクロスカルチャー・コミュニケーション力などを併せ持つ優秀な人材を、効率よくスピーディに探すには、求人ページや転職情報サイトでは賄いきれないからです。

転職エージェントは得意業種の企業を担当することで、それらの企業が求める採用案件のポイントや、求める人材像をよく理解しています。
また担当企業の人事からの信頼もあり、他にはまだ公開されていない新しい採用案件などを持っていたりもします。

私はこれまでの転職活動で、複数回転職エージェント経由で転職に成功しています。

転職エージェントとどのようにつながれば良いのでしょうか?ビズリーチを初めとする、スカウト型の転職サイトにも、多数の転職エージェントが登録・巡回しており、利用者が登録したレジュメ情報をくまなくレビューして、自分の担当企業が欲しい人材を探し当てると、転職サイト上のチャットシステムなどで連絡してきます。

もっと積極的に転職エージェントとコンタクトしたい場合には、転職エージェントとの面談をメインにしている転職サイトにレジュメなどを登録します。

転職エージェントはレジュメや職務経歴書の書き方をアドバイスしてくれたり、相手先企業の内情を教えてくれたり、きめ細かいサポートをしてくれ、かなり高い確率で希望企業との面接までもちこんでくれます。
外資系企業への転職に強い転職エージェント企業は下記3社、ぜひ内容をチェックしてみてください。

リクルートエージェント公式サイト: https://www.r-agent.com/
ー 転職支援実績 No.1 ・業界最大級10万件以上の非公開求人数
全国16拠点
JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
ー年収600~800万円クラスの転職ならJACリクルートメント
横浜・名古屋・静岡・大阪・京都・神戸・広島に支店
ランスタッド公式サイト: https://www.randstad.co.jp/
ー年収800万円以上の転職ならランスタッド
全国93拠点

気に入ったところがあれば、ぜひ登録して一度転職エージェントと話をしてみると良いです。
あと、転職エージェントの利用料は完全に無料です。
彼らは成功報酬を企業側から貰うモデルになっています。

ちなみに、私は転職活動の際は複数の転職エージェントに登録するようにしています。
そうするとバックアップにもなるし、別で進んでいる案件の話をして、もう一方のエージェントに巻きを入れたりできるからです。

知人・友人経由で応募

友達や知り合いで、入りたい外資系企業に勤めている方がいると一大チャンスです。多くの外資系企業では、自社の社員からの紹介による採用を強力に推進しています。日本の企業では『コネ採用』とネガティブな印象を持ってしまいがちです。しかし、海外のカルチャーでは真逆で、社員などから紹介される人材の方が信用できるという考え方をしています。

しかも、多くの企業で社員による人材紹介に報酬を出すプログラム(employee referral program)を提供しています。私も過去に知人などを紹介、採用されて複数回ン十万円を受け取ったことがあります。ぶっちゃけるまでもなく美味しいです(笑) 会社の人事としても、ヘッドハンターに数百万円と比べれば大した出費でもないですから。

自分が狙っている外資系企業に友達や知り合いがいないか、よく調べてみましょう。社員でなくても、自分の友達の友達、とか手繰っていって調べる価値があります。採用インセンティブがある会社なら、先方も紹介するモチベーションがあるのでスムーズに話が進むかもしれません。

知人・友人経由の応募も、ヘッドハンター同様に面接にたどり着ける可能性は非常に高いです。ただし、紹介してもらうときに、応募する職種に自分があっているのかどうか、募集内容の確認とともに、紹介していただく方にも判断をお願いした方がベターです。紹介していただく方に自分のスキルをよく知ってもらい、自信をもって紹介していただくよう心がけましょう。

まとめ

外資系企業への転職活動は、大きく分けて以下の4つです。

  • 外資系企業の求人ページから直接応募
    希望する企業の募集要項はぜひ目を通しておきましょう。
    大量に応募があるので、面接までたどり着ける可能性はかなり低めです。
  • 外資系に強いビズリーチに登録
    希望する業種・企業に強そうなサイトがみつかったら、レジュメを登録しておきましょう。
    自分のキャリアとマッチする案件を持った人事担当者や転職エージェントからスカウトが来ることがあります。

転職エージェント型転職サイトに登録

  • 転職エージェント型の転職サイト(ランスタッド、リクルートエージェント等)に登録
    希望する企業を専門にしている転職サービス企業のサイトを見つけましょう。

     
    リクルートエージェント公式サイト: https://www.r-agent.com/
    ー 転職支援実績 No.1 ・業界最大級10万件以上の非公開求人数
    全国16拠点
    JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
    ー年収600~800万円クラスの転職ならJACリクルートメント
    横浜・名古屋・静岡・大阪・京都・神戸・広島に支店
    ランスタッド公式サイト: https://www.randstad.co.jp/
    ー年収800万円以上の転職ならランスタッド
    全国93拠点
  • 知人・友人経由で応募
    外資系企業は社員経由での採用に超積極的。
    目指す企業に友達・知人、だれかコネがないか探してみましょう。

ご質問、ご意見などありましたら、コメント欄かTwitter(@Gaishiinfo) までお気軽にどうぞ。

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